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YES / BRUSHED MIKE MILLARD TAPE / LIVE AT LONG BEACH ARENA 1974 (2CDR)
¥2,000
* SGF-00282 // YES / BRUSHED MIKE MILLARD TAPE / LIVE AT LONG BEACH ARENA 1974 (2CDR) Recorded Live at Long Beach Arena, Long Beach, CA, March 19, 1974 // Tales from Topographic Oceans Tour EXCELLENT Audience Recording // Mike Millard Master Tape // 128 min Jon Anderson - vocals Steve Howe - guitars Rick Wakeman - keyboards Chris Squire - bass Alan White - drums DISC 1 1. Pre-show 02 Intro: FIREBIRD SUITE 2. SIBERIAN KHATRU 3. AND YOU AND I 4. CLOSE TO THE EDGE 5. THE REVEALING SCIENCE OF GOD DISC 2 1. THE ANCIENT: GIANTS UNDER THE SUN 2. MUSICAL INTERLUDE - PRELUDE - RITUAL (NOUS SOMMES DU SOLEIL) Encore 3. ROUNDABOUT 4. STARSHIP TROOPER イエスの『海洋地形学の物語』ツアーより3月19日のロング・ビーチ・アリーナでの公演を収録。キーボードは、パトリック・モラーツに変わる直前のリック・ウェイクマン在籍時。解像度の良い素晴らしい音源ですがかなりヒス・ノイズが強く、そこを重点にブラッシュしてあります。一部チリチリしたりステレオ感がヨレる個所がありますがマスターに起因するものです。それでも時代を考えるとかなりの高音質。10分を大きく超えるプログレ色強い大曲が並ぶセットリスト、プログレ・バンドとしてのイエスの力量が存分に楽しめる好タイトルです。 ***** マイク・ミラード・テープ・シリーズ ***** 近年(2020年以降)マスター直、或いはロウ・ジェネレーションのテープからのデジタル化が進んでいる“マイク・ミラード・テープ”。オーディエンス録音の卓越した技術でファンにはお馴染みのテーパー、マイク・ミラード氏により録音されたテープです。同レーベルからもこの新デジタル化のマイク・ミラード・テープをマスターにした音源が複数リリースされており、“ブラッシュド・マイク・ミラード・テープ”と“レジェンダリー・マイク・ミラード・テープ”の二つのパターンがあります。マイク・ミラード・テープも全てが完璧な音質なわけではなく、中にはかなり手を加えて改良の余地があるものもあり、大幅に手を加えて改良されたものが“ブラッシュド”シリーズ。元々完璧に近く音質改良の余地があまり無く、曲間等の軽い編集など最低限にとどめてあるものが“レジェンダリー”シリーズとなっています。
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YES / LEGENDARY MIKE MILLARD TAPE / LIVE AT LONG BEACH ARENA 1979 Vol.2
¥2,000
SGF-00212 // YES / LEGENDARY MIKE MILLARD TAPE / LIVE AT LONG BEACH ARENA 1979 Vol.2 (2CDR) Recorded Live at Long Beach Arena, Long Beach, CA, May 26, 1979 // Tormato Tour EXCELLENT Audience Recording // Mike Millard Master Tape // 136 min Jon Anderson - vocal Steve Howe - guitars Rick Wakeman - keyboards Chris Squire - bass Alan White - drums DISC 1 1. SIBERIAN KHATRU 2. HEAT OF THE SUNRISE 3. FUTURE TIMES - REJOICE 4. CIRCUS OF HEAVEN --- The Big Medley --- 5. TIME AND A WORD - 6. LONG DISTANCE RUNAROUND - 7. SURVIVAL - 8. THE FISH - 9. PERPETUAL CHANGE - 10. SOON --- DISC 2 1. CLAP 2. AND YOU AND I 3. STARSHIP TROOPER 4. Rick Wakeman Solo 5. AWAKEN 6. Tour Song (Long Beach) 7. I'VE SEEN ALL GOOD PEOPLE 8. ROUNDABOUT “レジェンダリー”・シリーズからイエスの1979年の音源登場です。70年代最後のアルバム『トマート』を引っ提げてのツアーからのライヴで、一時パトリック・モラーツと変わり抜けていたリック・ウェイクマンが復活した黄金のラインナップ。タイトルに“Volume 2”とある通りこの前日同会場でのライヴも同レーベルの“レジェンダリー”・シリーズからリリースされており、合わせてお勧めとなります。 ***** マイク・ミラード・テープ・シリーズ ***** 近年マスター直、或いはロウ・ジェネレーションのテープからのデジタル化が進んでいる“マイク・ミラード・テープ”。オーディエンス録音の卓越した技術でファンにはお馴染みのテーパー、マイク・ミラード氏により録音されたテープです。同レーベルからもこの新デジタル化のマイク・ミラード・テープをマスターにした音源が複数リリースされており、“ブラッシュド・マイク・ミラード・テープ”と“レジェンダリー・マイク・ミラード・テープ”の二つのパターンがあります。マイク・ミラード・テープも全てが完璧な音質なわけではなく、中にはかなり手を加えて改良の余地があるものもあり、大幅に手を加えて改良されたものが“ブラッシュド”シリーズ。元々完璧に近く音質改良の余地があまり無く、曲間等の軽い編集など最低限にとどめてあるものが“レジェンダリー”シリーズとなっています。
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YES / BRUSHED MIKE MILLARD TAPE / FIRST SHOW IN LOS ANGELES 1980 (2CDR)
¥2,000
SGF-00181 // YES / BRUSHED MIKE MILLARD TAPE / FIRST SHOW IN LOS ANGELES 1980 (2CDR) Recorded Live at Los Angeles Memorial Sports Arena, Los Angeles, CA, October 03, 1980 // Drama Tour EXCELLENT Audience Recording // Mike Millard Master Tape // 113 min Trevor Horn - vocals, guitar, percussion Steve Howe - guitars, vocal Geoff Downes - keyboards, vocal Chris Squire - bass, vocal Alan White - drums, percussion DISC 1 1. Introduction (THE YOUNG PERSON'S GUIDE TO THE ORCHESTRA - CLOSE ENCOUNTERS OF THE THIRD KIND) 2. DOES IT REALLY HAPPEN? 3. YOURS IS NO DISGRACE 4. INTO THE LENS 5. THE CLAP 6. AND YOU AND I 7. GO THROUGH THIS 8. MAN IN THE WHITE CAR SUITE DISC 2 1. Intro to WE CAN FLY FROM HERE 2. WE CAN FLY FROM HERE 3. TEMPUS FUGIT 4. AMAZING GRACE 5. THE FISH (SCHINDLERIA PRAEMATURUS) 6. MACHINE MESSIAH 7. STARSHIP TROOPER 8. ROUNDABOUT イエスのプログレッシヴ期最後となる1980年のツアー“ドラマ・ツアー”よりロサンゼルス初日の音源が登場です。既にイアン・アンダーソン、リック・ウェイクマンは居らずさみしさは否めませんが、それでも貴重な時期。抜けた二人の穴を埋めたのはバグルスのメンバー、トレヴァー・ホーンとジェフ・ダウンズ。バグルスのファンからしてみれば最も注目のツアーかもしれません。ヒス・ノイズが強かったためノイズ・リダクションが施されており、そのため“ブラッシュド”シリーズとなっています。『STARSHIP TROOPER』のケツが切れていたため繋ぎ直してあります。 ***** マイク・ミラード・テープ・シリーズ ***** 近年マスター直、或いはロウ・ジェネレーションのテープからのデジタル化が進んでいる“マイク・ミラード・テープ”。オーディエンス録音の卓越した技術でファンにはお馴染みのテーパー、マイク・ミラード氏により録音されたテープです。同レーベルからもこの新デジタル化のマイク・ミラード・テープをマスターにした音源が複数リリースされており、“ブラッシュド・マイク・ミラード・テープ”と“レジェンダリー・マイク・ミラード・テープ”の二つのパターンがあります。マイク・ミラード・テープも全てが完璧な音質なわけではなく、中にはかなり手を加えて改良の余地があるものもあり、大幅に手を加えて改良されたものが“ブラッシュド”シリーズ。元々完璧に近く音質改良の余地があまり無く、曲間等の軽い編集など最低限にとどめてあるものが“レジェンダリー”シリーズとなっています。
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YES / LEGENDARY MIKE MILLARD TAPE / FIRST NIGHT AT THE FORUM 1977 (2CDR)
¥2,000
SGF-00145 // YES / LEGENDARY MIKE MILLARD TAPE / FIRST NIGHT AT THE FORUM 1977 (2CDR) Recorded Live at The Forum, Inglewood, CA, September 23, 1977 // GOING FOR THE ONE Tour EXCELLENT Audience Recording // Mike Millard Master Tape // 107 min Jon Anderson - vocals Steve Howe - guitars Rick Wakeman - keyboards Chris Squire - bass Alan White - drums DISC 1 1. Opening (FIREBIRD SUITE) 2. PARALLELS 3. I'VE SEEN ALL GOOD PEOPLE 4. CLOSE TO THE EDGE 5. WONDEROUS STORIES 6. COLOURS OF THE RAINBOW 7. TURN OF THE CENTURY 8. IN THE MIDNIGHT HOUR 9. AND YOU AND I DISC 2 1. GOING FOR THE ONE 2. FLIGHT JAM 3. AWAKEN 4. STARSHIP TROOPER 5. ROUNDABOUT キーボードにリック・ウェイクマンが復帰して始まった“Going for the One”ツアーから9月23日のフォーラム初日の公演が登場です。このツアー序盤は『RAM』だったセットが㋇終わりからツアーに冠した『GOING FOR THE ONE』に変わっています。マイク・ミラードのマスター・カセットからダイレクトにデジタル化され、もともと音質が良くあまり修正の必要が無かった優良音源。“レジェンダリー”シリーズとして登場です。 近年マスター直、或いはロウ・ジェネレーションのテープからのデジタル化が進んでいる“マイク・ミラード・テープ”。オーディエンス録音の卓越した技術でファンにはお馴染みのテーパー、マイク・ミラード氏により録音されたテープです。同レーベルからもこの新デジタル化のマイク・ミラード・テープをマスターにした音源が複数リリースされており、“ブラッシュド・マイク・ミラード・テープ”と“レジェンダリー・マイク・ミラード・テープ”の二つのパターンがあります。マイク・ミラード・テープも全てが完璧な音質なわけではなく、中にはかなり手を加えて改良の余地があるものもあり、大幅に手を加えて改良されたものが“ブラッシュド”シリーズ。元々完璧に近く音質改良の余地があまり無く、曲間等の軽い編集など最低限にとどめてあるものが“レジェンダリー”シリーズとなっています。
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YES / LEGENDARY MIKE MILLARD TAPE / LIVE AT THE FORUM 1978 (2CDR)
¥2,000
SGF-00094 // YES / LEGENDARY MIKE MILLARD TAPE / LIVE AT THE FORUM 1978 (2CDR) Recorded Live at The Forum, Inglewood, CA, October 06, 1978 // Tormato Tour EXCELLENT Audience Recording // Mike Millard Master Tape // 135 min Jon Anderson - vocals Steve Howe - guitars Rick Wakeman - keyboards Chris Squire - bass Alan White - drums DISC 1 1. Opening (YOUNG PERSONS GUIDE TO THE ORCHESTRA) 2. SIBERIAN KHATRA 3. HEART OF THE SUNRISE 4. FUTURE TIMES/REJOICE 5. CIRCUS OF HEAVEN --- The Big Medley --- 6. TIME AND A WORD 7. LONG DISTANCE RUNAROUND 8. THE FISH (SCHINDLERIA PRAEMATURUS - SURVIVAL) 9. PERPETUAL CHANGE 10. SOON --- 11. DON'T KILL THE WHALE DISC 2 1. MADRIGAL - THE CLAP 2. STARSHIP TROOPER 3. MADRIGAL - ON THE SILENT WINGS OF FREEDOM 4. Rick Wakeman Solo 5. AWAKEN 6. I'VE SEEN ALL GOOD PEOPLE 7. ROUNDABOUT 近年マスター直、或いはロウ・ジェネレーションのテープからデジタル化が進んでいる“マイク・ミラード・テープ”。オーディエンス録音の卓越した技術でファンにはお馴染みのテーパー、マイク・ミラード氏により録音されたテープです。同レーベルからもこの新デジタル化のマイク・ミラード・テープをマスターにした音源が複数リリースされておりますが、よく見ると“ブラッシュド・マイク・ミラード・テープ”と“レジェンダリー・マイク・ミラード・テープ”の二種類があることにお気付きでしょうか。マイク・ミラード・テープも全てが完璧な音質なわけではなく、中にはかなり手を加えて改良の余地があるものもあり、大幅に手を加えて改良されたものが“ブラッシュド”シリーズ。元々完璧に近く音質改良の余地があまり無く、曲間等の軽い編集など最低限にとどめてあるものが“レジェンダリー”シリーズとなります。 今回は“レジェンダリー”シリーズよりイエスの1978年ライヴ音源登場。“レジェンダリー”の名に恥じない高音質です。このライヴはアルバム『トーマト』のツアーで、キーボードにはパトリック・モラーツにかわってリック・ウェイクマンが復活しており、1978年から1979年にかけて行われもの。同レーベルからも1979年のライヴ音源が“レジェンダリー”シリーズで出ており、約半年間で演奏は如何に変化しているのか聴き比べも一興、コレクターズ・アイテムの醍醐味です。
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YES / LIVE RELAYER / LIVE AT BOSTON GARDEN 1974 DEFENITIVE EDITION (2CD)
¥2,600
YES / LIVE RELAYER / LIVE AT BOSTON GARDEN 1974 DEFENITIVE EDITION (2CD) WISTERIA RECORDS / WISCD 2021-009 Recorded Live at Boston Garden, Boston, MA, December 11, 1974 Digitally Remastered in 2021 // Two Source Stereo Matrix // Excellent Sound Quarity Jon Anderson - vocals, guitar, percussion Steve Howe - guitars Patrick Moraz - keyboards Chris Squire - bass Alan White - drums, percussion DISC 1 1. Opening (FIREBIRD SUITE) 2. SOUND CHASER 3. CLOSE TO THE EDGE 4. TO BE OVER DISC 2 1. THE GATES OF DELIRIUM 2. AND YOU AND I 3. RITUAL (NOUS SOMMES DU SOLEIL) 4. ROUNDABOUT イエスのライヴ音源史上稀にみる高音質音源です。サウンドボードのクリアさや分解能をもってして適わず、マイク・ミラード・テープに代表される高音質オーディエンス音源の臨場感をもってして尚適わない最強の音源。これは、それらの良いところを綿密に組み合わせた2021年最新のミックス音源。オーディエンスとサウンドボードの融合により生み出されたマトリックス音源です。イエスのコレクターズ・アイテムまで幅広く収集してきた歴戦のマニアなら「74年のボストン・ガーデン?ああ、ラジオの高音質なやつ出てるよね」とお思いかもしれません。しかし、むしろそう思っている方にも是非聴いていただきたい音源です。楽器の分離の素晴らしさと会場の臨場感を兼ね備えた極上音源。ラジオ音源は右にギターが配されていましたが、やっぱステージに向かってセンターにジョン・アンダーソン、左にスティーヴ・ハウ、右にクリス・スクワイアとキーボード(ここではパトリック・モラーツです)でしょう。この音源はそのように並び替えられています。既発の音源よりもモラーツのキーボートは豊かにとらえられ、ハウのギターとがっぷり四つの大相撲が随所で観戦できます。更にリマスタリングによりクリスのエッジの歪んだベースも押し出されパワー・アップ。何度も書きますが、驚愕の高音質です。『ライヴ音源て、こうじゃなくちゃあいけない』を清書したようなアイテム。ジャケットもツアー主題アルバムの『リレイヤー』を踏襲し秀逸。一家に一枚、間違いなくイエスのリレイヤー・ツアーにおける決定版アイテムです。 因みに同レーベルより翌年のマイク・ミラードによるオーディエンス音源を収めたタイトルもリリースされており、そちらも好評いただいているので是非。この時期イエスはキーボードが人気だったジョン・ウェットンからパトリック・モラーツに変わっており、ウェットンの定められた枠を超えたモラーツの即興が魅力の時期。従って日が違えば演奏も違うライヴならではのオンリー・ワンがそれぞれに楽しめるのです。
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RICK WAKEMAN / BRUSHED MIKE MILLARD TAPE / LIVE AT CONVENTION CENTER 1975
¥2,000
SGF-00014 // RICK WAKEMAN / BRUSHED MIKE MILLARD TAPE / LIVE AT CONVENTION CENTER 1975 (2CDR) Recorded Live at Convention Center, Anaheim, CA, November 11, 1975 EXCELLENT Audience Recording // Mike Millard Master Tape // 102 min DISC 1 1. Opening 2. THE JOUNEY 3. RECOLLECTION 4. CATHERINE HOWARD 5. LANCELOT & THE BLACK KNIGHT 6. DOWN AND OUT 7. ANNE BOLEYN DISC 2 1. THE FOREST 2. ARTHUR & GUINEVERE 3. MERLIN THE MAGICIAN 4. CATHERINE PARR encore 5. HUNGARIAN RHAPSODY 6. THE BATTLE 近年発掘が続くマイク・ミラード・テープ群からリック・ウェイクマン登場です。“ブラッシュド”と冠されたのはCD化するにあたり少々音も手を加えているからです。ミラード音源は基本的に高音質なためあまり音質に関してはあまり手を入れないのが一般的ですが、本音源は後半で若干音質が変わっていたため(オーディエンス録音特有と言えますが録音マイクの向きや、周りを取り巻く環境が変わると起こります)その点が音量再調整とイコライジングでフォローされ改善されています。その他曲間の修正等は毎度の通りレーベル独自の丁寧な仕事がなされています。リック・ウェイクマンはオフィシャル・ブートレグもリリースされていますが、ライヴの醍醐味は極上オーディエンス録音でこそ味わえるもの。この時期ウェイクマンは在籍していたイエスでのキーボード席をパトリック・モラーツに譲ったばかり、もちろん気合十分です。自身が大いに影響を受けたジュール・ヴェルヌの冒険小説『地底探検』と同名のアルバムに収録されている曲は全て演奏され、更に続くサード・アルバム『アーサー王と円卓の騎士たち』の曲がちりばめられた献立となっております。是非ご賞味ください。
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YES / LEGENDARY MIKE MILLARD TAPE / LIVE AT HOLLYWOOD BOWL 1975 (2CD)
¥2,600
YES / LEGENDARY MIKE MILLARD TAPE / LIVE AT HOLLYWOOD BOWL 1975 (2CD) WISCD 2020-003 Recorded Live at Hollywood Bowl, Los Angeles, CA, June 21, 1975 Digitally Remastered from Mike Millard Original Master Tape John Anderson - vocals, guitar Steve Howe - guitars, vocals Patoric Moratz - keyboards Chros Scwier - bass, vocals Allan White - drums, percussion DISC 1 1. Opening SE (FIREBIRD SUITE) 2. SOUND CHASER 3. CLOSE TO THE EDGE 4. TO BE OVER 5. THE GATES OF DELIRIUM DISC 2 1. YOUR MOVE 2. MOOD FOR A DAY 3. LONG DISTANCE RUNAROUND 4. PATRICK MORAZ SOLO 5. CLAP 6. AND YOU AND I 7. RITUAL 8. ROUNDABOUT 9. SWEET DREAMS ブート・ファンならご存知泣く子も黙るマイク・ミラード・テープです。が、お馴染みではない方の為に軽く説明すると、70年代を主に活躍した伝説のテーパー(実況録音者)、オーディエンス録音の神様的存在マイク・ミラード氏による録音テープのことです。過去にも様々なミュージシャンのマイク・ミラード・テープがリリースされてきましたが、近年になり本マスターからのデジタル化音源や限りなくマスターに近いロウ・ジェネレーション・テープからのデジタル化音源が出回るようになったのです。 本タイトルはまさにそのマイク・ミラード・テープのマスターからデジタル化された音源をリマスタリング収録しています。リマスタリングと言うと大袈裟に音をいじっているイメージがあるかもしれませんが、むしろ“マスタリング”と言ったほうが正しく伝わるかと思います。“手を加えないマイク・ミラード・テープ”にはもちろん価値がありますが、当レーベルは、編集する術も限られていた70年代に録音された音源を、そのまま商品化してはマニア向け過ぎると考えているのです。たとえば楽曲に関係の無い部分、曲間の無音部で近くの観客があげる歓声。或いはマイク位置の乱れから生じたヴォリュームの揺らぎ。そういった難点をそのまま残す必要は無いと判断し、可能な範囲で修正してあります。更にはデジタル化にあたって行われた曲間のカットを繋いだと思われる場所を違和感なく繋ぎ直したり。そういった丁寧な編集をし直し(リマスタリング)てプレスしたものが本アイテムなのです。 ロック史で一般的に考えてイエスの評価が高そうなのは、少し前にあたるアルバム“こわれもの”と“危機”の時期。ギターの匠スティーヴ・ハウ加入から、キーボードの人気奏者リック・ウェイクマン、プログレ界では周知の超絶ドラマー、ビル・ブラフォードと盤石の布陣だからです。当然その評判通りそれらスタジオ・アルバムは素晴らしく『ラウンド・アバウト』『燃える朝焼け』やタイトル曲の『危機』など名曲も生まれています。そしてライヴでもこれら楽曲の再現性においてそのメンバー編成は明らかに有用でした。しかし、そもそもライヴの楽しさとは何でしょうか?“構成からの逸脱が時として奇跡的な瞬間”を生むことこそライヴの醍醐味ではないでしょうか。その点において1975年というのはかなり重要な年なのです。このライヴはアルバム“リレイアー”を大きくフィーチュアしたものですが、“リレイアー”の録音前にリック・ウェイクマンが脱退、代わりにパトリック・モラーツが加入しており、これがターニング・ポイントとなっているのです。クラシック音楽に傾倒していたウェイクマンは前述の通りライヴでも楽曲の再現を重視していたのに対し、ジャズやラテン系音楽を好むモラーツは自由気ままに即興性を楽しむタイプだったのです。ミス・タッチの多さも語られるモラーツですが、彼の即興演奏につられてスティーヴ・ハウのギター・ソロも伸びバンドは躍動、楽曲達もこれぞライヴ・バージョンと変貌を遂げて行くのがこの時期というわけです。 モラーツの存在がイエスを更なるライヴ・バンドへと引き上げた1975年、その素晴らしい演奏がダイレクトに伝わるマイク・ミラードによる実況録音で楽しめるロック・ファン必携のプレス盤です。