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BRAND X / LEGENDARY MIKE MILLARD TAPE / LIVE AT THE ROXY 1979 (1CDR)

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SGF-00101 // BRAND X / LEGENDARY MIKE MILLARD TAPE / LIVE AT THE ROXY 1979 (1CDR)
Recorded Live at The Roxy, West Hollywood, CA, September 21, 1979 (Early Show)
EXCELLENT Audience Recording // Mike Millard Master Tape // 62 min

John Goodsall - guitar, vocals
Robin Lumley - keyboards, vocals
J. Peter Robinson - keyboards, vocals
Percy Jones - bass
Phil Collins - drums, vocals

1. DISCO SUICIDE
2. ALGON
3. DON'T MAKE WAVES
4. DANCE OF THE ILLEGAL ALIENS
5. MALAGA VIRGEN
6. AND SO TO F
7. NUCLEAR BURN

近年マスター直、或いはロウ・ジェネレーションのテープからデジタル化が進んでいる“マイク・ミラード・テープ”。オーディエンス録音の卓越した技術でファンにはお馴染みのテーパー、マイク・ミラード氏により録音されたテープです。同レーベルからもこの新デジタル化のマイク・ミラード・テープをマスターにした音源が複数リリースされておりますが、よく見ると“ブラッシュド・マイク・ミラード・テープ”と“レジェンダリー・マイク・ミラード・テープ”の二種類があることにお気付きでしょうか。マイク・ミラード・テープも全てが完璧な音質なわけではなく、中にはかなり手を加えて改良の余地があるものもあり、大幅に手を加えて改良されたものが“ブラッシュド”シリーズ。元々完璧に近く音質改良の余地があまり無く、曲間等の軽い編集など最低限にとどめてあるものが“レジェンダリー”シリーズとなります。

今回は“レジェンダリー”シリーズよりイギリスの技巧派ジャズ・ロック・バンド、ブランド・エックス登場です。まず音質面ですが、正真正銘“レジェンダリー”シリーズに恥じない高音質。問題はややバンド名の知名度がやや低い点ですが、ジャズ・ロック、ブリティッシュ・プログレのファンなら全員必聴の重要バンド。ヨーロッパのジャコ・パストリアスと言っても過言ではないエレクトリック・ベースの達人パーシー・ジョーンズと、ジェネシスの活動で多忙を極め一時抜けから戻ったフィル・コリンズによる圧巻のリズム・セクションは縦横無尽に駆け巡り、ツイン・キーボードとギターが飛び交う大円舞。フィル・コリンズは90年代のポップ・ヴォーカリストとしての力量こと周知のとおりですが、実はドラマーとしても超一流で、その事実がこの音源で証明されます。同時期にも活動していたジェネシスが創作的な楽曲で独自の世界観を表現していたのに対し、こちらのブランド・エックスは演奏力で攻めた骨太なジャズ・ロックなのです。前述の通り音質も良いためブランド・エックス初体験の方にもお勧めです。ジャズ・ロック、プログレのファンは言わずもがな。

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