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CAN / PARIS OVER BABALUMA 1975

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* SGF-00012 //

CAN / PARIS OVER BABALUMA (1CDR)

Recorded Live at Bataclan, Paris, France, January , 1975
EXCELLENT Audience Recording // 74 min

Michael Karoli - guitar, vocal
Irmin Schmidt - keyboards
Holger Czukay - bass
Jaki Liebezeit - drums

1. GLORY
2. DIZZY DIZZY
3. QUANTUM PHYSICS
4. SPLASH
5. CHAIN REACTION
6. UP THE FLOYD '75

ジャーマン・ロック、クラウト・ロックを代表するバンド“カン”のライヴ音源です。
日本のファンには日本人ダモ鈴木が在籍していたバントとして有名かもしれませんが、本ライヴはダモが抜けた後。なんでもモルモン教だった彼はドイツ人の嫁さんをもらって彼女の家のエホバの証人に入信しグループを脱退したんだとか。マルコム・ムーニーが抜け、ダモ鈴木が抜け、といった具合にヴォーカルが定まらなかったカンはこの時期ほぼインスト・バンドです。
たまに聞こえるヴォーカルはギターのミヒャエル・カローリによるもの。そんな中発表された傑作アルバム『スーン・オーヴァー・ババルーマ』の楽曲がここで全て演奏されています。
もちろんアルバムのバージョンそのままなわけはありません。中でも人気の『ディジー・ディジー』は必聴、毎度違った演奏が楽しめます。
この時期のカンはヴェルヴェット・アンダーグラウンドの『シスター・レイ』を彷彿とさせる長尺で突進力があり、かつブレーンであるホルガー・シューカイのアイデアも随所随所にちりばめられたアシッドでダンサブルでグルーヴィーな演奏。
今までクラウト・ロックに縁のなかった方へ入門用としてもお勧めできます。
オーディエンス音源ですが曲間がカット編集されているのと、リマスタリングで可能な限りヒス・ノイズがカットされており、たまに近くで聞こえる拍手が無ければボードと間違うレベル。
現代のピカピカ高音質とは違いますが、むしろこういった音楽には好相性。大音量でご賞味あれ。

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